はじめに
こんにちは、ガラシと申します。S6お疲れ様でした。
僕の結果は最終274位でした。
今期も目標としていたレート2000を達成することができたので構築記事を書かせていただきます。拙い文章ですがご容赦ください。
使用構築
構築経緯
長いので、興味ない方は目次で飛ばしてください。
普通にランクマをしていたがパオジアンの確率押しつけに嫌気が差したので、氷柱怯みを拒絶できる構築を探していたところ、鉢巻神速カイリュー+カバミミの対面構築が強そうだったのでこれを軸とした。
パオジアン入りの相手にそこそこ勝ててストレスフリーに遊ぶことができたが、同時期に鉢巻カイリューが数を増やしたため通りが悪くなり動きづらさを感じた。
何より、初手対面で相手のパオジアンが開幕ゴーストテラスを切ってくるという最悪の展開が多発し再度パオジアンにストレスを感じてしまったため、カイリューの代わりとなる2枚目のエースポケモンを探した。
そこで求める条件は
・カイリューが通らない相手に対して強く出れる
・パオジアンを上から怯まずに殴れる
・等倍火力でパオジアンをステロ圏内まで削れる(ワンパンor襷まで削れると◎)
・削った後カバルドンに交代して砂ダメで倒す立ち回りをするとき、交代際に氷技を撃たれづらい
以上の4点であり、これを満たすポケモンとして
眼鏡テツノツツミを採用した。スカーフ持ちイーユイでも同様の条件を満たすことができるが、ヘイラッシャに投げたかったのと炎テラスパオジアンの存在を考慮して今回は採用を見送った。
また、ツツミの型はハイドロポンプ外し&襷聖剣による返り討ちを防ぐために水テラス+テラバーストで運用した。ここでも技外しというストレスを減らすことができた。
ここまでで or + + という基本選出が完成した。
後に補完枠として
・補助技の一貫を切ることができ、スイープ&トリックによる相手の展開阻止を行うことができるスカーフサーフゴー
・ここまでで足りない鋼への打点を持ち、1度だけターンを消費せずサイクルできる点とサーフゴーに後投げできる点を評価して脱出パックテツノドクガ
以上の2匹を採用し、構築が完成した。
コンセプト
・パオジアンを上から倒すことで氷柱怯みのストレスを溜めない
・高火力の押しつけ
・汎用性とパワーの両立した基本選出
個体紹介
テツノツツミ@こだわりメガネ
テラスタイプ:みず
特性:クォークシャージ
性格:おくびょう
131-x-136-(12)-175(244)-80-206(252+)
技構成:れいとうビーム/ハイドロポンプ/フリーズドライ/テラバースト
【調整】
特化鉢巻パオジアンのふいうち確定耐え
パオジアン抜き(最速)
余りC
この構築に舞い降りた神。
眼鏡水テラバの火力と安心感が凄まじく、病みつきになる性能をしている。カイリューカバミミ構築の参考にした記事ではエナジー持ちだったが、パオジアン対面でドロポン外しに怯えなくていいことやプレイング難易度の低さも相まって、自分には眼鏡型がとても合っていた。初手において襷読みで舐めた居座りをしてくる塩やチオンジェンに致命傷を負わせることもあり非常に爽快。
ドクガ対面などでクイックターンが欲しい場面もあったが今回は火力重視で冷凍ビームを採用した。
(最初はクイックターンで使う予定だったためA0厳選をしていない)
カイリュー@こだわりハチマキ
テラスタイプ:ノーマル
特性:マルチスケイル
性格:いじっぱり
183(132)-204(252+)-116(4)-x-121(4)-115(116)
【調整】
A特化
準速ジバコ+3
余り耐久
(前期4位ばや様の調整を使わせていただきました。)
依然最強。
鉢巻カイリューの増加によりシーズン終盤になると通りが悪くなっていたが、それを考慮しても有り余るパワーで十分な活躍をしてくれた。神速→カバ引きで襷持ちを処理する動きが強くて気に入っている。
強いて言えば浮遊+ミミッキュorハバタクカミが相手に残っているとき一貫する技が無いのが少し窮屈に感じた。ブーツを履いていないので、初手に選出してテラスを切ることがほとんどだった。
カバルドン@オボンのみ
テラスタイプ:はがね
特性:すなおこし
性格:わんぱく
215(252)-132-154(12+)-x-123(244)-67
技構成:じしん/ステルスロック/あくび/ふきとばし
【調整】
特化珠ミミッキュの+2テラスじゃれつく確定耐え
余りDぶっぱ
クッション枠。
ツツミやカイリューの拘りを解除しつつ砂ダメを与えたり、ステロ欠伸+剣舞ミミッキュの勝ち筋を作るなど大活躍してくれた。ディンルーと違ってフェアリー等倍なのがとても良い。
調整だが、クッションとして求める条件が神速を無効にしてきたゴースト勢を流せることであり、特にツツミを通すプランを取る際に相手のエナジー発動済みのハバタクカミを欠伸で流すことでツツミが上から一掃できるようにすることを重視しているため、Bをミミッキュに倒されない最低限に抑えてDを可能な限り伸ばした。
これによりCにあまり振っていないハバタクカミに対して受け出した際の行動可能回数が増えるため、欠伸による流しだけでなくステロや地震による圧力をかけることができ試合を有利に進めた。
選出率は圧倒的1位だった。このポケモン無しに本構築は成り立たない。
ミミッキュ@いのちのたま
テラスタイプ:フェアリー
特性:ばけのかわ
性格:いじっぱり
131(4)-156(252+)-100-x-125-148(252)
技構成:じゃれつく/シャドークロー/つるぎのまい/かげうち
【調整】
準速AS
なんやかんやできる。
ツツミorカイリュー+カバの@1として選出し、高い対面性能やカバの欠伸と合わせた剣舞による抜き性能で試合の詰めを行った。
テラスタイプはゴーストと選択だが、火力の最大値を伸ばしたかったことや相手のミミッキュとラス1対面したときに自分側だけテラスタルが残っていればミラーで勝てるようになるフェアリーで使用した。
素のタイプが優秀+非テラスで性能を発揮できる+ストッパーになれて対面性能が高い という点で替えが効かない存在であり、カバ同様この構築には必須のポケモンであると感じた。
サーフゴー@こだわりスカーフ
テラスタイプ:はがね
特性:おうごんのからだ
性格:おくびょう
163(4)-x-115-185(252)-111-149(252+)
技構成:ゴールドラッシュ/シャドーボール/トリック/わるだくみ
【調整】
最速CS(トリック後に意地ミミッキュを抜ける)
サーフゴー枠。
構築に入れるだけで相手の変化技をある程度抑制することができる。
スカーフゴルドラによるスイープ性能やトリックでの詰ませ、胞子の一貫切りなどあらゆる面で高スペックであり非常に強かった。
ツツミ同様、苦手とするエナジー持ちハバタクカミをカバルドンで流すことにより存分に性能を発揮できる。悪巧みの枠は自己再生と悩んだが、補完枠として受けよりも崩しを担って欲しかったのでこの技構成にした。サイコショックも欲しいがシャドーボールを抜く勇気がなかった。
テツノドクガ@だっしゅつパック
テラスタイプ:ゴースト(フェアリー推奨)
特性:クォークチャージ
性格:おくびょう
171(124)-x-81(4)-181(164)-133(20)-170(196+)
技構成:オーバーヒート/ほのおのまい/ヘドロウェーブ/サイコキネシス
【調整】
陽気珠ミミッキュのシャドークロー+影打ち確定耐え
最速ガブリアス抜き
前期の使いまわしなので謎のD20振り()
唯一のふわふわ枠。
ディンルーに対して脱出オバヒ→カイリュー出しすることで地震を透かしつつけたぐり圏内に入れる動きが強いことや、サーフゴーに多少強く出れるためシーズン終盤に採用したが鉢巻パオに怯えてイマイチ選出機会が少なかった。しかしそもそも高性能なので出した試合はしっかり活躍してくれた。大体イーユイ絡みに選出した。
調整が前期の使い回しなので無駄にD振りしているし、テラスタイプもそのままゴーストで使用していたが、パオジアンの嚙み砕く等の悪の一貫を切る為にもフェアリーテラスの方が良いと思う。
この枠をしっかり練る時間があれば多分もっと上位に行けた
選出
基本選出 or + +
基本はカイリューだが神速の通りが悪い相手やラッシャ入りにはツツミを出した
vs受け + + or
拘り2枚+カバで頑張った
ほとんどの試合で基本選出を行った。
ドクガは毒菱が撒かれそうな相手やイーユイ+ガッサに対してたまに出した。
結果
S6シングル 最終274位 レート2004 TNガラシ
感想
今期は安定して勝つのが非常に難しかったです。原因の最たる例がパオジアンの確率押しつけによるものだと個人的には思っているのですが、それに対する自分なりの答えがこの構築でした。あまりサイクルを行わないので相手に不可解な釣り出しをされる事も少なく、命中安定といった面でも非常にストレスフリーに遊ぶことができとても気に入っています。
HOME解禁で過去作ポケモンの技取得がツイッターで話題になっていたりするので7月以降のルールにも期待しつつ、S7も頑張っていこうと思います。最終日が金曜~土曜朝なので、なるべく余裕を作ってレート2000以上でも潜りたいです!二桁いきたいな。
以上となります。
読んでいただきありがとうございました!
サムネ用
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